ミミ&リリ 哲学の冒険

本田 有明

「決め(られ)ない」若者という普遍的な課題の隣りには、いつも哲学的な問いがある。二人の女子高生の生活を素材にしたユニークな哲学案内。

ミミ&リリ 哲学の冒険
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:ほ-17-1
  • 刊行日: 2006/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-42228-5
  • JANコード:9784480422286

この本の内容

“決め(られ)ない”若者という普遍的な問題の隣りには、いつも哲学的な問いが存在している。恋愛について、自殺について、宗教について、そもそも生きる意味について…。ミミとリリ、二人の高校生の生活を素材に、「春は自殺の季節なの?」や「魂は永遠に生き続けるか?」、「心変わりは人の定め?」から「倫理は常に定言命令か?」、「万有の真相は不可解?」など12の問いで描く、読みだしたらやめられない異色の哲学ガイド。

この本の目次

春は自殺の季節なの?
魂は永遠に生き続ける?
万有の真相は不可解?
心変わりは人の定め?
わたしは=いつも=わたし?
「援交」のどこが罪なの?
信じる者だけが救われる?
思いやりがなぜ差別に?
人を殺せばみな死刑?
倫理は常に定言命令か?
「至高の愛」はどんな愛?
『方法序説』を書いてみる?

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