野生の哲学  ─野口晴哉の生命宇宙

永沢 哲

整体法の創始者、野口晴哉の
生と実践の核心。

野口整体の創始者、野口晴哉の思想、実践、生涯を、チベット仏教、荘子、フーコー等、東洋西洋の哲学、思想を縦横無尽に操って読み解く。

野生の哲学  ─野口晴哉の生命宇宙
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:な-38-1
  • 刊行日: 2008/04/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-42432-7
  • JANコード:9784480424327
永沢 哲
永沢 哲

ナガサワ テツ

1957年鹿児島県生まれ。東京大学法学部卒業。宗教人類学、哲学、チベット仏教。人間の意識、生命、神経系にはらまれている膨大な可能性をひらくことが、主要なテーマ。現在、京都文教大学准教授。主な著書に『野生のブッダ』、訳書にナムカイ・ノルブ『夢の修行』『チベット密教の瞑想法』『虹と水晶』(いずれも法蔵館)、ダライ・ラマ『宇宙のダルマ』(角川書店)、監修にA・ミンデル『紛争の心理学』(講談社現代新書)等がある。

この本の内容

生きている人間の生命とは何か?野口整体の創始者、野口晴哉(1911〜1976)の天才的洞察、実践、思考の全体を明らかにし、その生の核心に迫る。少年時代から、晩年まで。手あて、愉気、活元活動、操法、心、誕生、死。野口整体の現代性、可能性が、チベット仏教、ポスト構造主義、荘子、ミンデルの心理学などとの対比から、明らかになる。

この本の目次

第1章 裸の人間―愉気について
第2章 複数の声―生命について
第3章 生命の波―全生の思想
第4章 夢見の体―活元運動について
第5章 青空の心―天心とは何か
第6章 身体の森―体癖の理論(1)
第7章 天使の性―体癖の理論(2)
第8章 自然の死
清風万里―最後の言葉

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