世界でいちばん受けたい授業  ─[よのなか]科実践記録

藤原 和博

「自殺」「いじめ」「お金」「差別」
あなたは、子どもにどう教えますか?

著者が提唱することで一躍全国的な話題になり、見学者が続々と訪れた、[よのなか]科の授業の貴重な記録が一冊に。
【解説: 長尾彰夫 】

世界でいちばん受けたい授業  ─[よのなか]科実践記録
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0137
  • 整理番号:ふ-29-11
  • 刊行日: 2008/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:544
  • ISBN:978-4-480-42536-2
  • JANコード:9784480425362
藤原 和博
藤原 和博

フジハラ カズヒロ

「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003〜08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008〜11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016〜18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。著書に『本を読む人だけが手にするもの』『必ず食える1%の人になる方法』『10年後、君に仕事はあるのか?』『処生術』『35歳の教科書』『人生の教科書[よのなかのルール]』(宮台真司との共著、いずれもちくま文庫)、『革命はいつも、たった一人から始まる』(ポプラ社)等多数あり。詳しくは「よのなかnet」http://yononaka.netに。

この本の内容

子どもたちにとって身近な教材、ハンバーガー、自分の家を取り上げたり、少年犯罪の模擬裁判をするなどして、社会の仕組みを解き明かしていく「よのなか」科。地域で働く人や、社会で活躍する人を講師に招いた授業を再現し、実際に使用したワークシートも掲載。教師と生徒たちの肉声から、授業のライブ感が味わえる。『人生の教科書「よのなかのルール」』実践編。

この本の目次

1個のハンバーガーから世界が見える1―地図をながめてシミュレーション
1個のハンバーガーから世界が見える2―輸出と輸入をロールプレイング
「ゴム」と地球とあなたの関係から政治と経済を学ぶ―政治的な学び〜「保守派」と「革新派」って何?経済的な学び〜「付加価値」って何?
自分の家の窓から日本が見える1―家づくりをロールプレイング
自分の家の窓から日本が見える2―家に関するディベート大会その1
自分の家の窓から日本が見える3―家に関するディベート大会その2「子ども部屋にまつわる自由と責任の関係」
自分の家の窓から日本が見える4―市長シミュレーションで「税金」を理解する
「差異」と「差別」を考える―ニューハーフの存在と自分の中の弱者の発見
中学生はもう大人?まだ子ども?―大人と子どもの境目を考える
「少年法」を通して大人と子どもの境目を考える1―イギリス・バルガー事件から「少年法」を考える〔ほか〕

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