小島英記
( こじま・ひでき )1945年、福岡県八女市に生まれる。早稲田大学政治学科を卒業。日本経済新聞社のパリ特派員、文化部編集委員などを経て作家となる。少年時代より一刀流中西派の高野弘正宗家に師事。大学在学中に全日本剣道連盟五段を取得、77年、師より七段を允許された。剣豪小説には『天下一の剣 伊藤一刀斎』や柳生石舟斎の生涯を描いた『孤舟沈まず』、針谷夕雲を主人公にした『転覆記』などがある。
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武蔵の強さをめぐる論争、柳生一族の描かれ方と剣聖・上泉伊勢守の実像、伊藤一刀斎、塚原卜伝、無外流、示現流、伝鬼坊など個性あふれる剣豪・流派は、歴史上どのような存在だったのか。それはまた、吉川英治や五味康祐・司馬遼太郎・池波正太郎・藤沢周平・隆慶一郎などの作家によってどう描かれてきたか。自らも剣に親しむ著者が、史実と創作の中から浮かび上がる剣豪たちの真実をえがく。
第1部 宮本武蔵と剣豪たち(シラノはシラノ
日本一にあらざるや
飛ぶ武蔵 ほか)
第2部 反骨の剣(一刀流
夢想剣
水月移写 ほか)
第3部 個性迸る(一法無外
無欲恬淡
一羽と弟子たち ほか)
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