文壇栄華物語
今までこれほど面白く読める
文壇ものはあっただろうか?
戦後の中間小説誌を中心に、筆一本に賭けた作家たちと編集者が織りなす哀歓の明け暮れを描く文壇側面史。第18回新田次郎文学賞受賞。
【解説: 坪内祐三 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,540円(税込)
- Cコード:0191
- 整理番号:お-49-4
- 刊行日:
2009/12/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:560
- ISBN:978-4-480-42657-4
- JANコード:9784480426574
- 在庫 ×
「文藝春秋」「オール讀物」が永井龍男により復刊される敗戦直後から和田芳恵「一葉の日記」の完成を見た昭和三十一年までの十有余年。栄枯盛衰ただならぬ文壇と中間小説誌の発展期に重なる華やかな時代を舞台に生きた人々―筆一本に賭けた作家たちと編集者が織りなす哀歓の明け暮れを豊富な資料をもとに描いた、もう一つの戦後文壇史。第18回新田次郎文学賞受賞。
第1章 青山虎之助が「新生」を創刊する
菊池寛が文藝春秋社を解散する
武田麟太郎の急逝、散る花のなにをかいそぐ
織田作之助の上京とその死
焼跡の水上勉と和田芳恵
丹羽文雄と舟橋聖一の活躍
第2章 「苦楽」、「日本小説」の創刊
田村泰次郎が「肉体の門」を発表する
高見順が「深淵」の連載をはじめる
坂口安吾が「不連続殺人事件」を持ち込む〔ほか〕
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