山田風太郎幕末小説集 1 修羅維新牢
魔の運命にとらえられた
侍十人の物語
薩摩兵が暗殺されたら、一人につき、罪なき江戸の旗本十人を斬る! 明治元年、江戸。官軍の復讐の餌食となった侍たちの運命。
【解説: 中島河太郎 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,045円(税込)
- Cコード:0193
- 整理番号:や-22-30
- 刊行日:
2011/04/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:400
- ISBN:978-4-480-42811-0
- JANコード:9784480428110
- 在庫 ×
「薩摩兵が暗殺されたら、一人につき、罪なき江戸の旗本十人を斬る!」―明治元年。江戸城は明け渡され、官軍が続々と江戸に入り出す。田舎侍に対して反発が高まるなか、官軍の隊長クラスが続けざまに殺されるという事件が起こった。薩摩軍先鋒中村半次郎は手当り次第に旗本十人を捕え、犯人が名乗り出るまで一日に一人ずつ斬首してゆくという壮絶な復讐を始めるが…。理不尽な運命の餌食となった侍たち十人の運命を描く。
江戸・明治元年
一人目・沼田万八
二人目・橋戸善兵衛
三人目・寒河右京
四人目・曾我小四郎、五人目・大谷十郎左衛門
六人目・桑山軍次郎、七人目・早瀬半之丞、八人目・鰻谷左内
九人目・久保寺民部、十人目・田代主水
牢の中・いのち十人
牢の外・いのち一人
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