絵本・落語長屋

落合 登 著 , 西川 清之 著

呑気でオカシイ人ばっかり！

一〇八話の落語のエッセンスを、絵と随想でつづった「落語長屋」。江戸っ子言葉をまじえた軽妙洒脱な文章と、絵とで紹介する。
【解説： 中野翠 】

絵本・落語長屋
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:お-64-1
  • 刊行日: 2011/06/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-42844-8
  • JANコード:9784480428448
落合 登
落合 登

オチアイ ノボル

明治44年東京、本芝生れ。独学で絵を学び、昭和2年光風会に入選。その後松竹洋画宣伝美術部に入り、12年にPCL、そのまま東宝となった会社の本社・美術課課長をしながら宣伝プロデューサーを務めた。昭和43年没。

西川 清之
西川 清之

ニシカワ キヨユキ

明治44年東京、神田生れ。果物問屋の息子として生まれ、新聞連合の特信部の嘱託記者となる。昭和11年から日活京都の脚本部員に。その後、劇作家組合書記長、NHKの専属脚本部員など。長谷川伸門下。平成6年没。

この本の内容

明治生まれの東京ッ子の二人が、１０８話の落語の世界を、登場人物を中心に絵と随想を組み合わせてつづった、「落語長屋」。それぞれの落語のエッセンスを、人物の表情も楽しい絵と、江戸っ子言葉をまじえた軽妙洒脱な文章とを組み合わせて紹介する。呑気で可笑しくて、どこかなつかしい雰囲気のあふれる一冊。

この本の目次

ツイてる八五郎
松蔵・竹次郎・梅吉
蟇の油売り
妾と色男と小僧
踊りの師匠と二人連れの若い男
与太郎
市川武助・前足
百兵衛
源内と娘と息子
長五郎と半公〔ほか〕

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