錯覚する脳 ─「おいしい」も「痛い」も幻想だった
自己意識も五感も、
すべて
イリュージョンだった!?
「意識のクオリア」も五感も、すべては脳が作り上げた錯覚だった! ロボット工学者が科学的に明らかにする衝撃の結論を信じられますか
【解説: 武藤浩史 】
「心は脳が作り上げた幻想である」ことを述べている著者が、さらに詳しく、自己意識や五感が錯覚であることに的を絞って説明した。たとえば、「なぜ会話相手の声は口から聞こえるのか?」あたりまえと思っていたことが、考えてみると確かに不思議なことだとわかる。「すべてがイリュージョン」と言われるとむなしくなるかもしれないが、むしろ生きる重荷から解放されて、どうせなら、何にもとらわれずに思い切り生きよう、というポジティブなメッセージを伝える結論になっている。『脳はなぜ「心」を作ったのか』の続編。
第1章 意識はイリュージョンである(意識とは何か
心の哲学とゾンビ
意識の機能は受動的)
第2章 五感というイリュージョン(感覚とは何か
触覚―「痛み」は何のためにあるのか
味覚・嗅覚―世の中には存在しない「甘み」をなぜ感じるのか
聴覚―相手の話し声が口元から聞こえる不思議
視覚―色も明るさも存在しないのに、見えている
再び二元論VS一元論)
第3章 主観体験というイリュージョン(感覚遮断タンク
すべてはイリュージョンなのか
思想家釈迦と空
生命というイリュージョン)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可