マジメとフマジメの間
喜劇と戦争を
描いた映画人生
過酷な戦争体験を喜劇的な視点で捉えた岡本喜八。創作の原点である戦争と映画への思いを軽妙な筆致で描いたエッセイ集。巻末インタビュー・庵野秀明。
戦争映画や時代劇など多様な映画を撮った岡本喜八。深刻なテーマを軽快なテンポで描き、見る者を魅了した。だが、自身の青春期は戦争のただ中にあった。絶望的な軍隊生活を生き抜くため身に付けた喜劇志向がその作風に影響を与えた。また、映画同様、歯切れのよい文章でも知られた。本書は単行本未収録のなかから、戦争・映画などをテーマに編集した文庫オリジナル。
第1部 8・15にコダワったりカマケたり(戦争映画と私
ネガからポジへ
わが映画人生―忘れ得ぬ人々 ほか)
第2部 活動屋殺すにゃ…(駆け出しの記
“新しい波”の作品を観て
笑うのは人間だけ ほか)
第3部 ヘソの曲がり角(ヘソの曲がり角
“黒”をめぐる奇妙な物語(山本迪夫)
解題(武井崇) ほか)
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