五感でわかる名画鑑賞術

西岡 文彦

五感を使え

画家の名前は見ない。額縁に注目してみる。必ず飲み食いする。自分でも描いてみる……。鮮烈な実感をともなった美術鑑賞のための手引書。

五感でわかる名画鑑賞術
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 924円(税込)
  • Cコード:0170
  • 整理番号:に-11-2
  • 刊行日: 2012/06/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-42952-0
  • JANコード:9784480429520
西岡 文彦
西岡 文彦

ニシオカ フミヒコ

1952(昭和27)年生まれ。多摩美術大学教授。版画家。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、伝統技法「合羽刷」を徒弟制にて修得。雑誌『遊』の表紙担当を機に出版分野でも活躍。著書『絵画の読み方』で名画の謎解きブームをひらく。『ピカソは本当に偉いのか?』『五感でわかる名画鑑賞術』『絶頂美術館』等、著書多数。「日曜美術館」「世界一受けたい授業」「タモリ倶楽部」等、テレビ番組の企画出演も多い。’77日本版画協会、’78国展で新人賞、’05リュブリアナ国際版画ビエンナーレ50周年記念展招待出品。

この本の内容

画家の名前は見ない。好きな絵から、好きな順で見る。額縁に注目してみる。近くによってみる。あちこちから見る。必ず飲み食いする。自分でも描いてみる…。「五感」を活用することで、美術鑑賞は変わる!感性が一新されるような、鮮烈な印象をともなった鑑賞のための手引き。フェルメールの技法の秘密や、屋外での絵画制作が広まったわけなど、絵画をより楽しむための情報も満載。

この本の目次

はじめに 寿司屋の息子が教えてくれた美術鑑賞の王道
第1章 五感でわかる美術館鑑賞極意10!
第2章 モネのケーキ、フェルメールのカメラ
第3章 油絵のウォークマン、ヌードのアウトドア
第4章 触れるように眺め、描くように鑑賞する
第5章 美術館での会話の極意、聞かせる話のツボ
おわりに 一目ぼれした絵が教えてくれた自分自身のこと

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