わたしの三面鏡
「老女の甘ったれには……なりたくない。」明治生まれの脇役女優が綴った日々の心情
七〇歳を越えた「脇役女優」が日々の暮らしと、一喜一憂する心を綴ったエッセイ集。気丈に、しかし心おだやかに生きる明治女の矜持。
【解説: 近藤晋 】
「女優」「主婦」「もの書き」という三つの顔を持つ著者が、日々の暮らしの中で老いと向き合い、一喜一憂する心を綴ったエッセイ集。花が咲かなくなった庭の百日紅にわが身を重ね、心を痛める日もあれば、「老女の甘ったれには…なりたくない」とつぶやき、背すじをシャンとのばす日もある。気丈に、しかし心おだやかに生きる明治女の矜持。
1(ほろ苦い戒め―老いの入り舞い
役者と齢
綿入れのちゃんちゃんこ
庭のはる・あき
たしなみ
おんなの太腕
くりごと
新旧交替
つくろいつつ…
寂のある暮らし
ツァーのひとり旅
ホンネとたてまえ
「いまは末世なり」
平和願望)
2(対談 ほんの一滴の愛情で(遠藤周作)
対談 伝えたい、包容力のある家庭(山田太一))
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