ロルドの恐怖劇場
二十世紀初めのパリで、現在のホラーやスリラーの源流となったグラン・ギニョル劇が大ブームとなった。その代表的作家ロルドの短篇小説傑作選。
いたるところから恐怖は我々を狙っている。殺人と処刑の場面を再現した蝋人形館での一夜、屋敷を取り囲む血に飢えた暴徒の群れ、手術台の上の惨劇、抉り取られた眼球、妻に裏切られた男の恐るべき復讐…20世紀初頭のパリで絶大な人気を博した恐怖演劇グラン・ギニョル座の劇作家ロルドが血と悪夢で紡ぎあげた22篇の悲鳴で終わる物語。甘美な戦慄と残虐への郷愁に満ちた“恐怖劇場”開幕。
精神病院の犯罪
蝋人形
デスマスク
ヒステリー患者
高名なるトリュシャール教授
無言の苦しみ
究極の責め苦
地獄
生きている木
ベリギーシ
死児
もうひとつの復讐
死にゆく女
夜明け
助産婦マダム・デュボワ
事故
強迫観念
恐怖の実験
恐ろしき復讐
告白
無罪になった女
大いなる謎
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