無敵のハンディキャップ ─障害者が「プロレスラー」になった日

北島 行徳

同情の拍手などいらない!リング上で自らをさらけ出し、世間のド肝を抜いた障害者プロレス団体「ドッグレッグス」、涙と笑いの快進撃。解説 齋藤陽道

無敵のハンディキャップ ─障害者が「プロレスラー」になった日
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:き-42-1
  • 刊行日: 2018/11/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-43550-7
  • JANコード:9784480435507
北島 行徳
北島 行徳

キタジマ ユキノリ

1965年、東京生まれ。91年、障害者のプロレス団体「ドッグレッグス」を旗揚げし、代表に就任。毎日新聞社学生新聞部「毎日中学生新聞」の契約記者を4年間務め、97年2月よりフリーランスになる。98年、処女作『無敵のハンディキャップ』で講談社ノンフィクション賞を受賞。小説、ノンフィクション、漫画原作と幅広く活動する中、ゲームシナリオも手がける。主な著書にノンフィクションの『ラブ&フリーク』『弾むリング』、小説の『バケツ』『サークル』、漫画原作に『ハマトラ THE COMIC』など。

この本の内容

「障害者も健常者も同じ人間」。そんな空虚な幻想が健常者の無関心を誘い、障害者の苦悩を呼ぶのなら、ぶちこわすしかない。障害者同士のプロレス、さらには障害者対健常者のマッチメイクで「清く正しい」障害者像をひっくり返し、世間の度肝を抜いた「ドッグレッグス」、汗と涙と笑いの快進撃を描くノンフィクション。ちくま文庫化にあたり、20年後の新たなあとがきを加える。

この本の目次

鍋のゴングが鳴り響く
ドッグレッグス誕生
女子大生を奪い合って
快進撃の始まり
就職と輪ゴムとソープランド
障害者対健常者
堕ちていく浪貝
大阪興行の光と影
荒波を渡る船
こんなに強い男なのに
禁断の愛に揺れて
洋子ちゃん
それいけ!菓子パンマン
家族
眩しいスポットライトの下で

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