父が子に語る日本史

小島 毅

歴史の見方に「唯一」なんてあり得ない。君にはそれを知ってほしい――。一国史的視点から解放される、ユーモア溢れる日本史ガイド! 解説 保立道久

父が子に語る日本史
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:こ-53-1
  • 刊行日: 2019/10/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-43624-5
  • JANコード:9784480436245
小島 毅
小島 毅

コジマ ツヨシ

1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は中国思想史。主な著書に『朱子学と陽明学』(ちくま学芸文庫)、『中国近世における礼の言説』(東京大学出版会)、『宋学の形成と展開』(創文社)、『東アジアの儒教と礼』(山川出版社)、『中国の歴史7 中国思想と宗教の奔流』『近代日本の陽明学』(以上、講談社)、『足利義満 消された日本国王』(光文社新書)、『父が子に語る日本史』『父が子に語る近現代史』(以上、トランスビュー)などがある。

この本の内容

自分の国の歴史を学ぶ―その「勉強」には、一体どんな意味があるのだろう。「日本」と呼ばれるこの国は、一体どうやって生まれたのだろう?たった一つの視点からでは、歴史を語ることはできない。言語、宗教、文化、戦争…。周辺国との複雑で密な交わりこそが、この国の過去を楽しむ鍵になる。凝り固まった一国史観から解放される、ユーモア溢れる日本史ガイド!

この本の目次

剣の章(なぜこの本を書くのか
全体像を示したい ほか)
心の章(紀元節神話とは
宗教が語る日本古代史 ほか)
宝の章(改新の詔はいつ作られたか
官人の誕生 ほか)
鋤の章(中世人のたくましさ
めまぐるしい十二世紀 ほか)

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