出久根達郎の古本屋小説集
一冊の本にはドラマがある。古書店を舞台に繰り広げられる人間模様!いい話、怖い話などをセレクトしたオリジナル・アンソロジー。解説 南陀楼綾繁
古本屋店主にして作家となった出久根達郎。その古本小説のなかから傑作を選び出したアンソロジー。少年時代の本との出会い、下町の古本屋での修業時代、独立後の苦労など、著者自身の体験を作品化したもの。本に憑りつかれた人々の妄執の凄まじさ、一冊の本に込められた思い、人と本が織りなす様々な人生模様を描いた作品23編を収録。オリジナル・アンソロジー。
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