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ちくまプリマー新書

世界の力関係がわかる本

——帝国・大戦・核抑止

これからの世界を生きるための国際政治学入門

勝てそうだからやる? やられる前にやる? 世界の国々の力関係から戦争と平和のメカニズムを考える、これからの世界を生きるための国際政治学入門。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68521-6

Cコード

0231

整理番号

492

2025/05/07

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

やられる前にやる? 勝てそうだからやる?
戦争が起きる理由がわかれば、平和に一歩近づける。
これからの世界を生きるための国際政治学入門。

戦争をなくしたい。兵器のない世界をつくりたい。
でも、自分だけ先に武器を手放してしまったら、
他の国に侵略されてしまうかもしれない……。
そんなジレンマのなかで戦争と平和を繰り返す、
世界の国々の力関係を読み解きます。

目次

第一章 世界の力関係はどう変わってきたか――帝国と主権
第二章 帝国の出現を防ぐ手立てとは何か――勢力均衡
第三章 世界大戦はなぜ起こったか①――脆弱性による戦争
第四章 世界大戦はなぜ起こったか②――機会主義的戦争
第五章 国連はなぜ機能しないのか――集団安全保障
第六章 核兵器はなぜなくならないのか――核抑止
第七章 戦争はどう終わるのか――戦争終結
第八章 人類はまた大戦争を引き起こすのか

著作者プロフィール

千々和泰明

( ちぢわ・やすあき )

千々和 泰明(ちぢわ・やすあき):1978年生まれ、福岡県出身。広島大学法学部卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。博士(国際公共政策)。防衛省防衛研究所教官、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付主査、防衛研究所主任研究官などを経て、25年より同研究所国際紛争史研究室長。専門は防衛政策史、戦争終結論。主な著書に『安全保障と防衛力の戦後史 1971~2010』(千倉書房、猪木正道賞正賞)、『戦争はいかに終結したか』(中公新書、石橋湛山賞)、『戦後日本の安全保障』(中公新書)、『日米同盟の地政学』(新潮選書)などがある。

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