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単行本

漱石文学の端緒

定価

5,767

(10%税込)
ISBN

978-4-480-82288-8

Cコード

1095

整理番号

1991/06/17

判型

A5判

ページ数

368

解説

内容紹介

漱石は処女作『吾輩は猫である』と第一短篇集『漾虚集』に収めた諸作で、その文学世界の端緒を発見すると同時に、国民的作家へ至る道筋の端緒をもつかんだ。この作品群を、一章一編ごとに分解し、執筆順に読みなおしてみれば何が見えてくるか。作家精神の脈動を、漱石自身の執筆に立ち会う如くに解明するスリリングな論考。

目次

1 漱石の登場(差異のなかの一致
漱石の登場)
2 『吾輩は猫である』と『漾虚集』と(『吾輩は猫である』と『漾虚集』と
短篇小説集『漾虚集』の意味
挿話の連鎖としての『吾輩は猫である』)
3 型、変奏、綾(坊っちゃんの受難
『草枕』について―「幻境」との往還
『虞美人草』の綾―「金時計」と「琴の音」)

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