キャラクター精神分析 ─マンガ・文学・日本人

斎藤 環

キャラとは何か?

涼宮ハルヒ、いじられキャラ、ツイッター、せんとくん、AKB48…。キャラ文化の諸相を横断し、究極の定義を与える。10年代の批評言語を刷新する画期的論考!

キャラクター精神分析 ─マンガ・文学・日本人
  • シリーズ:単行本
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/03/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:264
  • ISBN:978-4-480-84295-4
  • JANコード:9784480842954
斎藤 環
斎藤 環

サイトウ タマキ

1961年生。医学博士。筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカンの精神分析、「ひきこもり」の治療、支援ならびに啓蒙活動。漫画・映画等のサブカルチャー愛好家としても知られる。著書に『戦闘美少女の精神分析』『家族の痕跡』『生き延びるためのラカン』『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』『「ひきこもり」救出マニュアル〈理論編〉』『「ひきこもり」救出マニュアル〈実践編〉』『キャラクター精神分析』(以上、ちくま文庫)、『社会的ひきこもり』(PHP新書)等多数。

この本の内容

涼宮ハルヒ、多重人格、いじられキャラ、DOB君、サンリオキャラ、Twitter、初音ミク、せんとくん、AKB48―。キャラ文化の諸相を横断し、究極の定義を与える。10年代の批評言語を刷新する画期的論考。

この本の目次

第1章 「キャラ」化する若者たち
第2章 「キャラ」の精神医学
第3章 「キャラ」の記号論
第4章 漫画におけるキャラクター論
第5章 小説におけるキャラクター論
第6章 アートとキャラの関係性について
第7章 キャラの生成力
第8章 キャラ“萌え”の審級―キャラクターとセクシュアリティ
第9章 虚構としてのキャラクター論
第10章 キャラクターとは何か

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