「公」を「私」すべからず ─やっぱり不思議な国 日本 

ロナルド・ドーア

日本を知り尽したイギリスの社会学者である著者は、最近の日本の「公を私しようとする」風潮を憂える。ユーモラスで辛辣なメッセージ、最新のコラム集。

「公」を「私」すべからず ─やっぱり不思議な国 日本 
  • シリーズ:単行本
  • 2,090円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1997/10/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-86309-5
  • JANコード:9784480863096
ロナルド・ドーア
ロナルド・ドーア

ドーア,ロナルド

1925年生まれ。イギリスの社会学者。専攻は日本の経済および社会構造、資本主義の比較研究。ロンドン大学名誉教授、同志社大学名誉文化博士、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス特別研究員、英国学士院、アメリカ芸術科学アカデミー会員、日本学士院客員。社会学のみならず、経済学、人類学、歴史学、比較産業研究の各分野に貢献した。主な著書に『イギリスの工場・日本の工場』(筑摩書房)、『働くということ』『金融が乗っ取る世界経済』(いずれも中公新書)、『誰のための会社にするか』(岩波新書)、『日本型資本主義と市場主義の衝突』(東洋経済新報社)

この本の内容

ドーア居士、時代を読む。日本を知り尽したドーア博士のメッセージ。ユーモアと辛辣。最新コラム集。

この本の目次

何のための「戦死」か
永久政権が堕落する時
自国中心的な日本の国連論議
救いは軍の不介入
「ノー」でなく代案示せ
「平和」はだれのため?
日伊に見る戦後政治の終焉
外交にこそ「未耕地」が
「ノルウェー」の教訓
エリツィンの迎え方
「NAFTA」の皮肉
「米中冷戦」避ける努力を
政界不倫報道の裏に
政治の対抗軸はどこに〔ほか〕

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可