だれも沖縄を知らない ─27の島の物語

森口 豁

沖縄には大小さまざまの有人島が四〇ある。その暮らしも抱えている問題も島ごとに違う。そうした、観光ガイドには決して載らない沖縄の姿を活写した貴重なルポ。

だれも沖縄を知らない ─27の島の物語
  • シリーズ:単行本
  • 2,090円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2005/07/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-86366-4
  • JANコード:9784480863669

この本の目次

1 南へ、果ての島々へ(ニライの海に弥勒の神が舞う―黒島
生まり島かなさ…島の人口、ただいま七人―水納島(宮古) ほか)
2 封印された時間(笑顔の少年、それぞれの四一年―伊是名島
絶海の孤島に微笑む「嫌日」米軍人の銅像―南大東島 ほか)
3 清ら海はどこに(宙に舞った「振興策」―下地島
つづく埋め立て“美ら海”の誇りどこへ―平安座島 ほか)
4 辺境の有事(“沖縄の苦難”語る三本の滑走路―伊江島
復帰三十余年いまだ還らぬ「沖縄の空」―与那国島 ほか)
5 いま、島に吹く風(真夜中の老人ホームに島唄が流れる―石垣島
幻の秘祭 女が神になったとき―久高島 ほか)

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