1923溝口健二『血と霊』 ─リュミエール叢書11

溝口がデビューした大震災の年に撮った_『_血と霊_』_――それはどんな映画だったのか? 日本における表現主義受容と当時の映画状況の両面から幻の映画に肉迫する。

1923溝口健二『血と霊』 ─リュミエール叢書11
  • シリーズ:単行本
  • 2,349円(税込)
  • Cコード:0074
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/12/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:230
  • ISBN:4-480-87171-3
  • JANコード:9784480871718

この本の内容

溝口健二がデビューした関東大震災の年に撮った『血と霊』―それはどんな映画だったのか?日本における表現主義受容の歴史と、革新の波にあらわれる当時の映画状況の両面から、失われた映画に肉迫する。

この本の目次

第1章 監督・溝口健二の誕生(日活向島の「新派劇」
「映画劇」という「新しい波」
「映画劇」の挫折と「新しい新派」の登場
『京屋襟店』
監督1年生・溝口健二の10作品)
第2章 表現主義の受容(『カリガリ博士』の衝撃
実践―舞踊・演劇・戯曲
実践―映画)
第3章 『血と霊』(封切まで
原作から映画へ
表現主義映画としての『血と霊』
怪奇犯罪譚としての『血と霊』)
第4章 『血と霊』以後(震災の影
表現主義から社会主義へ
溝口健二のその後)

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