赤坂 憲雄 アカサカ ノリオ
一九五三年生まれ。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東北学を提唱し、九九年『東北学』を創刊。『柳田国男を読む』『排除の現象学』『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、『遠野物語へようこそ』(共著、ちくまプリマー新書)、『結社と王権』『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店、ドゥマゴ文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『東西/南北考』(岩波新書)、『3・11から考える「この国のかたち」』(新潮選書)など多数の著書がある。
柳田 國男 著 伊藤 幹治 編集 後藤 総一郎 編集 宮田 登 編集 赤坂 憲雄 編集 佐藤 健二 編集 石井 正己 編集 小田 富英 編集
柳田自身の記録と数多くの資料を照合し、従来の「年譜」をはるかに超える七五〇〇日を記録。細部にわたる記述で「等身大の柳田國男」が見えてくる画期的年譜。
シリーズ・全集 A5判 440頁 刊行日 2019/03/22 ISBN 978-4-480-75097-6JANコード 9784480750976
定価:本体11,000 円+税
在庫 ○
赤坂 憲雄 著
昭和の歌謡曲はなぜ「北」を歌ったのか。「リンゴの唄」から「津軽海峡・冬景色」「みだれ髪」まで、時代を映す鏡である流行歌に、戦後日本の精神の変遷を探る。
筑摩選書 四六判 256頁 刊行日 2013/10/15 ISBN 978-4-480-01584-6JANコード 9784480015846
定価:本体1,500 円+税
在庫 ×
稲作・常民・祖霊のいわゆる「柳田民俗学」の向こう側にこそ、その思想の豊かさと可能性があった。テクストを徹底的に読み込んだ、柳田論の決定版。
ちくま学芸文庫 文庫判 320頁 刊行日 2013/07/10 ISBN 978-4-480-09546-6JANコード 9784480095466
定価:本体1,300 円+税
『おとら狐の話』『炉辺叢書解題』『郷土会記録』『真澄遊覧記』『昔話採集の栞』『日本人』など、編集・監修・校訂者としての柳田の業績を概観する一巻。定本未収録多数。
シリーズ・全集 A5判 848頁 刊行日 2010/09/22 ISBN 978-4-480-75082-2JANコード 9784480750822
定価:本体12,000 円+税
赤坂 憲雄 著 三浦 佑之 著
豊かで鮮やかな世界を秘めた『遠野物語』。河童、神隠し、座敷わらし、馬との恋、狼との死闘、山男、姥捨て……。物語の不思議を読み解き、おもしろさの秘密に迫る。
ちくまプリマー新書 新書判 176頁 刊行日 2010/01/05 ISBN 978-4-480-68827-9JANコード 9784480688279
定価:本体860 円+税
天皇とはどんな存在なのか。和{辻2}、三島、柳田、折口らの論を検証しながら象徴天皇制の根源に厳しく迫る、天皇論の基本図書。 <br /> 【解説: 中野正志 】
ちくま学芸文庫 文庫判 256頁 刊行日 2007/10/10 ISBN 978-4-480-09099-7JANコード 9784480090997
定価:本体900 円+税
村々の歴史を縦糸に、人々の人生を横糸に置き、山野と河海の暮しぶりを左右に配して、山形という風土の全体像を一枚の曼陀羅図に織り出す、「東北学」実践の精華。
単行本 A5判 448頁 刊行日 1999/04/01 ISBN 4-480-84249-7JANコード 9784480842497
定価:本体3,300 円+税
今ある遠野の町と人を渉猟しながら柳田の『遠野物語』を読み直し、豊饒なる広がりと深さをもった原・遠野物語の再構成を試みる。
ちくま学芸文庫 文庫判 368頁 刊行日 1998/01/09 ISBN 4-480-08397-9JANコード 9784480083975
定価:本体1,200 円+税
いじめ、浮浪者殺害、イエスの方舟事件などのまさに現代を象徴する事件に潜む、〈排除〉のメカニズムを解明する力作評論。 <br /> 【解説: 佐々木幹郎 】
ちくま学芸文庫 文庫判 336頁 刊行日 1995/07/06 ISBN 978-4-480-08198-8JANコード 9784480081988
柳田国男の向う側にはもうひとつの豊かな日本が開けている。稲作・常民・祖霊の民俗学を越えて、その秘められた可能性の根源に迫る清新な読み方を提起。
ちくま新書 新書判 224頁 刊行日 1994/09/19 ISBN 4-480-05607-6JANコード 9784480056078
定価:本体660 円+税
天皇と王の違いは何か? 王という普遍の貌と天皇という固有の貌とが相交わる場所に、天皇制の新たな像を描いた知的冒険の書。
ちくま学芸文庫 文庫判 刊行日 1993/10/07 ISBN 4-480-08098-8JANコード 9784480080981
定価:本体777 円+税
内と外とが交わるあわい、境界に生ずる〈異人〉という豊饒なる物語を、さまざまなテクストを横断しつつ明快に解き明かす危険で爽やかな論考。
ちくま学芸文庫 文庫判 368頁 刊行日 1992/08/06 ISBN 978-4-480-08015-8JANコード 9784480080158
あらゆる秩序の起源に横たわる、異人殺しという血まみれた供犠の光景。気鋭の思想家が現代の事件のなかにそのメカニズムを解読する力作評論。新稿一七〇枚増補。
単行本 四六判 272頁 刊行日 1991/08/12 ISBN 4-480-85586-6JANコード 9784480855862
定価:本体2,136 円+税
象徴天皇の物語を紡ぎだした津田・和辻・三島、大嘗祭に天皇制の核をみた柳田・折口たちの論を検証しながら、象徴天皇の歴史的アイデンティティを厳しく問う。
シリーズ・全集 四六判 240頁 刊行日 1990/09/28 ISBN 4-480-05146-5JANコード 9784480051462
定価:本体1,097 円+税
ネミの森の王からナウシカまで、はたして王権とは何であったのか? 天皇とは王の異伝なのか? 気鋭の思想家が新地平に向けて果敢に挑戦した日本のアポリア。
シリーズ・全集 四六判 256頁 刊行日 1988/05/26 ISBN 4-480-05112-0JANコード 9784480051127
定価:本体981 円+税
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