筑摩叢書357 文学演技

杉本 秀太郎

言葉による演技の悦びは、自分や他人を理解する労苦をつぐなうか? ボードレール、ドビュッシー、本居宣長らをめぐる細やかな感受と精妙な議論にみちた書物。

筑摩叢書357 文学演技
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 2,136円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/11/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-01357-1
  • JANコード:9784480013576

この本の内容

ボードレール、フロマンタン、ドビュッシー、本居宣長、渋沢栄一、永井荷風らをめぐって書かれた明晰・清澄な批評エッセイ集。細やかな感受と精妙な議論の展開にみちた論考を集めた本書は、1977年度の芸術選奨・文部大臣新人賞を受賞した。

この本の目次

「読書に」の位置―ボードレール
小説の音楽―フロマンタンの『ドミニック』
ドビュッシー

金髪と黒髪
宗達
コロー・ミレー・ピサネルロ
額縁について
わが偏書記
マルジナリヤ
祇園祭私記―宣長をめぐって
『航西日記』の渋沢栄一
小林太市郎の維
荷風断腸―不幸の居心地

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