人類精神史 ─宗教・資本主義・Google
Gott(神)、Geld(お金)、Google(情報)=3つの「カミ」と、対応する3つのリアリティから人類の精神史を考える。気鋭の宗教学者、最後の書。
Gott(神)、Geld(お金)、Google(情報)という3つの「カミ」(3G)と、対応する3つのリアリティ(3R)。本書はこのフレームをもとに、狩猟採集民の時代から情報化社会の現代にいたるまで、人類の精神のあゆみを考える。そうすることで、人類精神史を貫く原理や転換点が見え、未来へ向かうための座標を獲得することができるだろう。危機の時代に生きる人びとに向けた、博覧強記の宗教民族学者による最後の書。
第1章 三現実史観
第2章 二種類の宗教
第3章 四つのイズム
第4章 動物からヒトへ
第5章 狩猟採集民の世界観
第6章 定住化と自己家畜化
第7章 農母性と牧父性
第8章 ユーラシア大陸と“軸の時代”
第9章 日本語とコミタートゥス
第10章 未来へ進んでゆくために
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