変容するシェイクスピア ─ラム姉弟から黒澤明まで
元々は舞台の台本として書かれたシェイクスピア作品は、いかに形を変えて世界に広まったのか? 児童文学や映画等、翻案作品を詳細に分析し、多様な魅力に迫る。
現在、英文学の代名詞として語られるシェイクスピア。元々は舞台の台本として書かれたその作品は、後世の創作家たちによっていかにして新たな息吹を吹き込まれ、世界に知られるようになったのか?『高慢と偏見』『大いなる遺産』などの英語圏文学、ラム姉弟による児童文学『シェイクスピア物語』、ローレンス・オリヴィエ、黒澤明による映画など、時代と地域を超え、姿形を変えた作品の数々を分析し、名作の知られざる魅力に迫る。
序章 小説の中のシェイクスピア―『高慢と偏見』『大いなる遺産』『赤毛のアン』ほか(小説に現れたシェイクスピア
シェイクスピア、二〇世紀の小説世界へ)
第1章 劇場の中のシェイクスピア―『ロミオとジュリエット』(シェイクスピアの台詞と劇場
シェイクスピアの台詞とライブ上演の感覚 ほか)
第2章 子供の世界のシェイクスピア―ラム姉弟の『シェイクスピア物語』(ラム姉弟の人生と文学活動
劇から物語へ ほか)
第3章 映画の中のシェイクスピア―『ヘンリー五世』『蜘蛛巣城』(ローレンス・オリヴィエの『ヘンリー五世』
黒澤明の『蜘蛛巣城』)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可