地方豪族の世界 ─古代日本をつくった30人

森 公章

神話・伝承の時代から平安時代末までの地方豪族三十人の知られざる躍動を描き、その人物像を紹介。中央・地方関係の変遷を解明し、地域史を立体的に復元する。

地方豪族の世界 ─古代日本をつくった30人
  • シリーズ:
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0321
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2023/10/16
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-01788-8
  • JANコード:9784480017888
森 公章
森 公章

モリ キミユキ

一九五八年生まれ。東洋大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)。専門は日本古代史。著書『遣唐使と古代対外関係の行方』(吉川弘文館)、『天神様の正体――菅原道真の生涯』(吉川弘文館)、『武者から武士へ』(吉川弘文館)、『平安時代の国司の赴任』(臨川書店)など。

この本の内容

古代の地方の人びとはどのように暮らしていたのだろうか。史料の残っている豪族クラスの人物の活動に光を当てれば、彼らがいかに躍動していたかがわかる。郡・郡司、国衙機構や在庁官人の研究により地方支配の歴史的変遷をたどり、立体的な地域史を復元してきた著者が、神話・伝承の時代から奈良時代末まで、そこから平安時代末までに活躍したそれぞれ15人の人物を選出。一般読者向け古代史書ではあまり扱われない人物30人を紹介し、地方の動向や中央との関係を通時的に描き出す。

この本の目次

1 古代国家の形成と展開(八束水臣津野命―国引きから国造りへ
野見宿禰―相撲と埴輪のはじまり
上毛野君の祖荒田別―海外への雄飛
上道臣田狭―吉備氏の力
筑紫君磐井―中央集権化への画期 ほか)
2 古代国家の成熟と転換(伊治公呰麻呂―征夷三十八年戦争のはじまり
入間宿禰広成―征夷事業を支えた坂東の豪族
槻本公老―桓武天皇即位秘話
大墓公阿弖流為―坂上田村麻呂とも対峙した蝦夷の英雄
佐伯直真魚(空海)―真言宗の将来と布教 ほか)

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