その時、この人がいた ─もうひとつの昭和史

井出 孫六

「説教強盗」「阿部定事件」「帝銀事件」「血のメーデー」「三億円事件」など、東京で起こった数々の事件に昭和60年間の歴史をたどる。

その時、この人がいた ─もうひとつの昭和史
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 907円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:い-4-2
  • 刊行日: 1990/01/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:496
  • ISBN:4-480-02374-7
  • JANコード:9784480023742

この本の内容

「東京渡辺銀行の倒産」に端を発した金融恐慌で昭和は幕をあけた。以後、帝都東京では次々と日本の政治・社会・文化を揺り動かす事件が起きてきた。「浜口雄幸遭難」「学徒出陣」「昭電疑獄」「血のメーデー」など政治的事件をはじめ、「日本ゴルフ事始」「地下鉄男・早川徳次」「ザ・アキハバラ」などの社会的事件まで幅広い人物を追ったユニークな昭和史。

この本の目次

東京渡辺銀行の倒産
説教強盗
山本宣治の死
日本ゴルフ事始
浜口雄幸遭難
煙突男
紀伊国屋書店の創業
関東防空大演習と桐生悠々
忠犬ハチ公
第1回芥川・直木賞
多磨霊園の復活
阿部定事件
地下鉄男・早川得次
上野動物園の受難
学徒出陣―昭和18年10月21日
東京満蒙開拓団
吉田茂逮捕の裏
敗戦の日の兜町
焼跡、そしてアメ横
帝銀事件
昭電疑獄
フジヤマノトビウオ古橋広之進
血のメーデーの日
鹿地亘の失踪
日蔭の村・小河内
死刑囚・正田昭の軌跡
第五訓竜丸の被曝
浦安漁民騒動記
ザ・アキハバラ
李珍宇という少年がいた
スチュワーデス殺人事件
浅沼稲次郎暗殺の瞬間
吉展ちゃん誘拐
身を焼いた由比忠之進
三億円強奪事件
三島由紀夫の自決
金大中氏の消えた日
昭和の終焉―あとがきに代えて

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