「妖しの民」と生まれきて

笠原 和夫

「仁義なき戦い」などヤクザ映画の名シナリオライター自らの凄絶な半生! 軍隊、職を転々とした戦後。映画よりも面白い!
【解説: 阿井渉介 】

「妖しの民」と生まれきて
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:か-43-2
  • 刊行日: 2004/07/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-03940-6
  • JANコード:9784480039408

この本の内容

東映ヤクザ映画の名作を数多く遺したシナリオ作家・笠原和夫。その半生は映画さながらに凄絶な日々でもあった。放蕩者の父への殺意。何度も入れ替わる義母との確執。転校、動員、海軍、敗戦。そこで体験した人間の冷酷さと温もり。連れ込み宿で働きながら目にするアメリカ兵とパンパンの素顔。そして映画への夢。昭和の心をワシ掴みにした笠原ワールドの原点。

この本の目次

「妖しの民」と生まれきて
木挽町の「パリ祭」

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