非戦の哲学

小林 正弥

同時多発テロを契機にアメリカ主導の「世界戦争」が始まった。国連や国際法が無力化しつつある「文明の衝突」の時代に、空洞化した日本の平和主義を再構築する。

非戦の哲学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0231
  • 整理番号:398
  • 刊行日: 2003/03/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-05998-9
  • JANコード:9784480059987

この本の内容

同時多発テロを契機に、アメリカ主導の「世界戦争」が始まった。帝国化するアメリカの要請に唯々諾々としたがって、日本は自衛隊を海外に派遣し、国是である平和憲法は空洞化しつつある。国連や国際法が無力化しつつある中で、日本はどのような道を選ぶべきなのか。「文明衝突戦争」の時代における日本の平和主義を再構築し、地球的平和への寄与を提唱する。

この本の目次

プロローグ―非攻への和戦
第1章 黙示篇―文明の象徴的崩落
第2章 文明篇―戦争に抗する「和」の原理
第3章 反戦篇―クーデター・テロ政府批判
第4章 平和篇―地球的新平和主義
第5章 非攻篇―平和国家の「国是」
第6章 非盟篇―文明間非同盟構想
第7章 運動篇―非戦平和運動
第8章 和戦篇―平和的努力
第9章 希望篇―非戦への展望
エピローグ―ウルトラマン神話の公共民的美徳

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