論理病をなおす! ─処方箋としての詭弁

香西 秀信

理屈で負けても議論に勝つ。

詭弁をあなどるなかれ! いくら論理で説得しようしても、うまくいかないことだらけ。それより、相手の議論までも武器にした、口先、小手先の技術を身につけろ。

論理病をなおす! ─処方箋としての詭弁
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:816
  • 刊行日: 2009/11/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06516-2
  • JANコード:9784480065162
香西 秀信
香西 秀信

コウザイ ヒデノブ

1958年香川県生まれ、筑波大学第一学群人文学類卒業。同大学院博士課程教育学研究科単位修了、琉球大学助手を経て、現在、宇都宮大学教育学部教授。専攻は修辞学(レトリック)と国語科教育学。著書に『反論の技術』『議論の技を学ぶ論法集』『修辞的思考』『論争と「詭弁」』『議論術速成法』『論より詭弁』『論理病をなおす!』など。

この本の内容

論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。論理的思考に満足しない人のための一冊。

この本の目次

序章 馬鹿だから詭弁に騙されるのではない
第1章 詭弁なしではいられない
第2章 曖昧さには罠がいっぱい―多義あるいは曖昧の詭弁
第3章 弱い敵を作り出す―藁人形攻撃
第4章 論より人が気に喰わない―人に訴える議論
第5章 一を教えて十を誤らせる―性急な一般化
あとがきにかえて―語学の達人に学べるか?

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