ジャーナリズムの陥し穴 ─明治から東日本大震災まで

田原 総一朗

事実を追わないマスコミは
今すぐ退場せよ!

ジャーナリズムとは何か? 政治に屈したり、偏った報道をすることもあるのか。三十数年にわたる第一線での経験から、ジャーナリズムの本質に迫る。

ジャーナリズムの陥し穴 ─明治から東日本大震災まで
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:911
  • 刊行日: 2011/07/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06618-3
  • JANコード:9784480066183
田原 総一朗
田原 総一朗

タハラ ソウイチロウ

1934年滋賀県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。岩波映画製作所を経て、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)開局とともに入社。77年よりフリー。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリストひとりを選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として大学院で講義をするほか、「大隈塾」塾頭も務める。著書に『日本の戦争』(小学館)、『日本政治の正体』(朝日新聞出版)、『デジタル教育は日本を滅ぼす』(ポプラ社)、『なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか』(PHP研究所)ほか。

この本の内容

ジャーナリズムの世界では、政治的圧力に屈したり、偏った報道を強いられることもあるという。また、「風評被害」という言葉が昨今出回ったが、マスコミが流す情報と自分の目で見た現実とが食い違っていることはよくある。本書では、田原総一朗が三十数年にわたって見てきたこと、感じてきたこと、考えてきたことを、一ジャーナリストとしての孤高の立場から赤裸々に独白し、ジャーナリズムの裏側、そして本質に斬り込む。

この本の目次

ジャーナリズムとは何かの前に
ジャーナリズムの歴史
占領下のジャーナリズム
ジャーナリストになる―テレビマン時代
ジャーナリズムと権力
新たなるテレビジャーナリズムの誕生
テレビジャーナリズムの現場
ジャーナリズムが生んだ幻想

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