枝雀らくごの舞台裏

小佐田 定雄

枝雀らくごに出会う人のために。
もう一度枝雀に
出会いたい人のために。

爆発的な面白さで人気を博した桂枝雀の、座付作者による決定版ガイド。演出の変遷、ネタにまつわるエピソード、芸談、秘話を、音源映像ガイドとともに書き記す。

枝雀らくごの舞台裏
  • シリーズ:ちくま新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0276
  • 整理番号:1030
  • 刊行日: 2013/09/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06736-4
  • JANコード:9784480067364
小佐田 定雄
小佐田 定雄

オサダ サダオ

1952年、大阪市生まれ。落語作家。77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書いたのを手始めに、米朝一門を中心に落語の新作や滅んでいた落語の復活、東京落語の上方化などを手がける。これまでに書いた新作落語は200席を超える。近年は上方落語だけでなく、東京落語や、時には狂言の台本も手がけている。90年に第7回咲くやこの花賞、95年に第1回大阪舞台芸術賞奨励賞を受賞。著書に「落語大阪弁講座」(平凡社)、「5分でらくごのよみきかせ」全三巻(PHP研究所)、「上方落語のネタ帳」(PHP研究所)などがある。

この本の内容

枝雀らくごの演出の妙、小米時代からの演出の変遷、ネタにまつわるエピソード、問わず語りの芸談、舞台裏噺、師匠・桂米朝との師弟関係…座付作者という絶妙の距離にいたからこそ、激論もしあい、話してもくれた数々の秘話を、演題解説とともに綴る。また、「枝雀さんの楽しさを知るには、その高座に触れていただくのが一番」という趣旨のもと、数多く出されている音源、映像、書籍のどれに、それぞれの演題が収録されているか、またどれを聞くべきか、その聴き比べなどにも言及する、本書は決定版の桂枝雀ガイドである。

この本の目次

第1章 持ちネタの変遷
第2章 枝雀精選48席―演題別につづる舞台裏噺(青菜
あくびの稽古
愛宕山
阿弥陀池
池田の猪買い
いらちの愛宕詣り
植木屋娘
江戸荒物
延陽伯
親子酒 ほか)
第3章 音と映像と文字と

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