ケルトの世界 ─神話と歴史のあいだ

疋田 隆康

日本でも人気の高いケルト文化。だが、その内実については激しい論争が展開されてきた。彼らは何者なのか? 神話と歴史学を交差させ、ケルト社会の実像に迫る。

ケルトの世界 ─神話と歴史のあいだ
  • シリーズ:ちくま新書
  • 968円(税込)
  • Cコード:0222
  • 整理番号:1692
  • 刊行日: 2022/11/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-07516-1
  • JANコード:9784480075161
疋田 隆康
疋田 隆康

ヒキダ タカヤス

疋田 隆康(ヒキダ タカヤス):1977年、静岡県生まれ。2007年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在は、京都女子大学などで講師をつとめる。専門は、古代ケルト史。おもな共著書に、『今を生きるケルト』(英宝社)、『ケルトを知るための65章』(明石書店)、『生き方と感情の歴史学』(山川出版社)、『ケルト文化事典』(東京堂出版)、『論点・西洋史学』(ミネルヴァ書房)などがある。

この本の内容

ギリシア・ローマやキリスト教と並ぶもう一つのヨーロッパの源流とされ、日本でも根強い人気を誇るケルト文化。だが、近年ではケルト神話やケルト音楽からイメージされるような島のケルトと歴史上のケルト人との連続性にはさまざまな異論があり、なかにはその実在を疑う「ケルト否定論」すら展開されている。では、古代ケルト人とは何者だったのか。著名な神話を入り口に、それを考古学的・歴史学的知見と照らし合わせることで、古代ケルトの生活世界へと分け入る入門書。

この本の目次

第1章 ケルトの起源
第2章 宴と決闘
第3章 英雄の宿命―インド=ヨーロッパの遺産
第4章 文字の発明
第5章 神々と風土
第6章 オシアンの夢

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