人口減少時代の農業と食
人口減少で日本の農業はどうなるか。農家はもちろん出荷や流通、販売や商品開発など危機と課題、また新たな潮流やアイデアを現場取材、農業のいまを報告する。
日本農業にとって人口減少は諸刃の剣といえる。これまでのあり方を一部で壊してしまう一方で、変革の推進力にもなる。農産物の生産や流通は、総じて人手不足で、生産者と流通、販売、消費の間の溝やズレも明らかになっている。ピンチをチャンスに変えるべく、こうした課題に立ち向かう現場がある。生産から出荷までの合理化、消費者と直接つながる商品の開発、物流のルール変更への対応…。世間で思われているほど暗くない、日本農業の未来を報告しよう。
第1章 データで見る農と食のいまとこれから
第2章 危機にある物流
第3章 待ったなしの農業関連施設の再整備
第4章 大規模化への備え
第5章 外国人、都市住民からロボットまで
第6章 消費者が迫る変化、日本文化を世界へ
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