レビー小体型認知症とは何か ─患者と医師が語りつくしてわかったこと

樋口 直美 著 , 内門 大丈

どんな症状の時に疑うべきか、治療や薬で気をつけることは何か、他の認知症(アルツハイマー型)との違い、日常の工夫など、患者自身と専門医が語りつくした。

レビー小体型認知症とは何か ─患者と医師が語りつくしてわかったこと
  • シリーズ:ちくま新書
  • 946円(税込)
  • Cコード:0247
  • 整理番号:1766
  • 刊行日: 2023/12/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-07596-3
  • JANコード:9784480075963
樋口 直美
樋口 直美

ヒグチ ナオミ

樋口 直美(ひぐち・なおみ):1962年生まれ。50歳でレビー小体型認知症と診断された。多様な脳機能障害のほか、幻覚、嗅覚障害、自律神経症状等もあるが、思考力は保たれ執筆活動を続けている。著書に『私の脳で起こったこと』(ちくま文庫)、『誤作動する脳』(医学書院)、『「できる」と「できない」の間の人』(晶文社)等がある。

内門 大丈
内門 大丈

ウチカド ヒロタケ

内門 大丈(うちかど・ひろたけ):認知症専門医。医療法人社団彰耀会理事長。メモリーケアクリニック湘南院長。認知症の啓発活動・地域コミュニティの活性化にとり組んでいる。『レビー小体型認知症――正しい基礎知識とケア』(池田書店)、『認知症の人を理解したいと思ったとき読む本』『家族で「軽度の認知症」の進行を少しでも遅らせる本』(大和出版)等を監修。

この本の内容

著者の樋口は、50歳で「若年性レビー小体型認知症」と診断されたが、41歳の時にうつ病と誤診されて治療で悪化した経験がある。この本では、この病気に精通する内門医師と、この病気の早期発見のポイント、幻視や睡眠障害への対応、薬についての知識や治療で気をつけること、アルツハイマー病との違い等、ケアする側や高齢化社会では誰もが知っておくべきことを徹底的に語る。「認知症になったら人生終わり」ではなく、希望がある病気であることを伝えたい。

この本の目次

第1章 レビー小体型認知症とは、どんな病気なのか?
第2章 レビー小体病 症状と診断と治療
第3章 パーキンソン病とレビー小体型認知症との関係
第4章 幻覚など多様な症状への対処法
第5章 病気と医師との付き合い方
第6章 最高の治療法とは何か

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