恋愛論

竹田 青嗣

恋なしには生きられない

誰もが一度はあらがいがたく心を奪われる〈恋愛〉。人生の本質をなす、この不思議な力に迫り、人間の実存に新たな光を与えた名著。
【解説: 菅野仁 】

恋愛論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:タ-1-5
  • 刊行日: 2010/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-09292-2
  • JANコード:9784480092922
竹田 青嗣
竹田 青嗣

タケダ セイジ

1947年生まれ。 早稲田大学政治経済学部卒業。現在、早稲田大学国際教養学部教授。自分を深く知るために、他者とほんとうに関わるために哲学するユニークな思想家。著書に『自分を知るための哲学入門』『現代思想の冒険』『恋愛論』(ちくま学芸文庫)、『ニーチェ入門』『人間の未来』(ちくま新書)、『中学生からの哲学「超」入門』(ちくまプリマー新書)、『現象学入門』(NHKブックス)、『ハイデガー入門』『完全解読 ヘーゲル「精神現象学」』『完全解読 カント「純粋理性批判」』(講談社選書メチエ)などがある。

この本の内容

恋愛―だれもが人生で一度は心を奪われ、突如として世界を輝かせたり、理性的な人をも狂わせたりする、このあらがいがたく、不思議な力はいったいなんなのか?他方で、恋の激情が過ぎ去ったあとに、あたかも夢から醒めるかのようにそのリアリティが失われるのはなぜなのか?こうした生の二重性をもっとも露わにする「恋愛」がもつ意味とは?プラトン、ゲーテ、ドストエフスキーをはじめとする哲学者たち、文人たちの格闘の軌跡を辿り、永遠不滅のテーマ「恋愛」を哲学する。エロティシズム、「美」や「死」の問題にまで迫り、人間の「実存」に新たな光をあたえた名著。

この本の目次

恋愛の謎
結晶作用
「美」について
恋人
プラトニズムとエロティシズム
絶対感情
エロティックな欲望
恋愛の背理

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