禅寺の精進料理十二か月

藤井 宗哲

鎌倉・建長寺で典座(料理役)を務め、現在鎌倉の小さな庵で精進料理を教え続ける著者が作り上げる、日々の食卓の精進料理。
【解説: 松林孝至 】

禅寺の精進料理十二か月
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0177
  • 整理番号:ふ-33-1
  • 刊行日: 2004/12/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-42013-4
  • JANコード:9784480420138

この本の内容

淡味。滋味。武蔵野の平林寺、鎌倉の建長寺で典座(てんぞ・禅寺で食事をつかさどる役僧)を務め、鎌倉・稲村ヶ崎の庵で精進料理を教え続ける著者が、旬の野菜と素材を活用して作り上げる、季節季節、日々の食卓の精進料理。肉を使わない工夫、意外な素材の組み合わせ、料理にこもる思い出…。食べることとは生きること、精進にはその知恵がつまっている。

この本の目次

1月 不識庵のおせち料理
2月 鬼も内
3月 丼飯の元祖
4月 春風吹いて
5月 好き嫌いなく
6月 降りみ降らずみ
7月 夏は酢のもの
8月 うりやなすびの花盛り
9月 暑さ寒さも
10月 円、丸はおふくろの味
11月 天地いっぱいをいただく
12月 臘月を尽す

読者の感想

2013.2.09 鈴木倫子

四季折々の藤井さんの心温まる出来事、日本やその他の
食文化etc…の話を交えた中に季節ごとの精進レシピを紹介する本です。

最初は活字苦手な私には完読出来ないと思いましたが、
藤井さんの構成テクニックなのか、すぐに読み終わってしまいました!
レシピも短い文章で、お手軽に出来る精進レシピで、それまでの精進料理の概念を覆されました!その後、鎌倉の藤井真理さんの料理教室に行った訳は
言うまでもないです。宗哲さん•真理さんご夫婦のレシピ本は多数出てますが、こちらから読む方を私的にはおすすめします。

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