寿司問答 江戸前の真髄

嵐山 光三郎

江戸前寿司は前衛であり、アートである。値段と内容を吟味して選び抜いた16店の奇跡の逸品、その味と技術と心意気を紹介。
【解説: 坂崎重盛 】

寿司問答 江戸前の真髄
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0177
  • 整理番号:あ-26-6
  • 刊行日: 2005/10/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-42153-X
  • JANコード:9784480421531
嵐山 光三郎
嵐山 光三郎

アラシヤマ コウザブロウ

嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。

この本の内容

江戸前寿司は前衛であり、アートである。その奇跡とも言える寿司の逸品!値段と内容を吟味して選び抜いたこれぞ一流店の江戸前寿司を、食の殉教者・嵐山光三郎が垂涎の読者になりかわり、なぜウマイか、いかに凄いか、その裏側と職人の心意気を明らかにし、食通諸兄に伝達する。

この本の目次

銀座・寿司幸本店―白木の上の極上のディナー
日本橋・吉野鮨本店―まっとうな江戸前寿司の総本山
銀座・小笹寿し―風に吹かれりゃアナゴが恋し
西大島・すし與兵衛―下町に「アユも握る」の職人芸
恵比寿・松栄―「メインディッシュが寿司」という趣向
六本木・奈可久―江戸前は割烹を抱きつつ進化する
浅草・松波―場所も江戸前、握りも一
築地場内・大和寿司―夜明けを待って寿司職人も来る
八重洲・おけい寿司―桧づくりのネタ箱は海の宝石箱
銀座・鮨青木―まず深紅のマグロを主柱とす〔ほか〕

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