スタバではグランデを買え! ─価格と生活の経済学

吉本 佳生

目からウロコの、
価格のからくり

身近な生活で接するものやサービスの価格を、やさしい経済学で読み解く。「取引コスト」という概念で学ぶ消費者のための経済学入門。
【解説: 西村喜良 】

スタバではグランデを買え! ─価格と生活の経済学
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0163
  • 整理番号:よ-27-1
  • 刊行日: 2012/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-42896-7
  • JANコード:9784480428967
吉本 佳生
吉本 佳生

ヨシモト ヨシオ

1963年生まれ。エコノミスト・著述家。関西大学会計専門職大学院特任教授。専門は金融・国際金融・生活経済など。『スタバではグランデを買え!』(ちくま文庫)『無料ビジネスの時代』『高校生からの経済データ入門』(ちくま新書)、『日本経済の奇妙な常識』(講談社現代新書)『「世界金融危機」のカラクリ』(PHPビジネス新書)、『むしろ暴落しそうな金融商品を買え!』(幻冬舎新書)等、著書多数。

この本の内容

スーパーなら88円のお茶を、店の前の自動販売機で150円で買う人がいるのはなぜか?ケータイ料金は、なぜあんなに複雑なのか?100円ショップの安さの秘密はどこにあるのか?グランデサイズのコーヒーがお得な価値設定なのはなぜか?身近な生活で接する価格について、やさしい経済学で読み解く。価格のカラクリを知りたい消費者のための経済学入門。

この本の目次

第1章 ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?―裁定と取引コストが価格差を縮めたり広げたりする
第2章 テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜ?―規模の経済性が家電製品の価格を下げる
第3章 大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?―企業は、高くても買う消費者にはできるだけ高く売ろうとする
第4章 携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか?―携帯電話会社はいろいろな方法で消費者を選別する
第5章 スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?―取引コストの節約は、店と消費者の両方に利益をもたらす
第6章 100円ショップの安さの秘密は何か?―ときには、追加コストが価格を決める
第7章 経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?―所得よりも資産の格差のほうが大きな問題である
第8章 子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるか?―安易に政府に頼る国民は、結局は大きなツケを負わされる
最終章 身近な話題のケース・スタディ―付加価値に分解して考える

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