野口体操 マッサージから始める

羽鳥 操

「野口三千三先生には、芸大時代に、たぶん一生忘れられないようなことを教えてもらったと思っています」
坂本龍一(本書対談より)

「野口体操」は戦後、野口三千三が創始した身体の技法で、ゆらゆらと体の力を抜く独創的なもの。マッサージを元にした入門書 対談=坂本龍一

野口体操 マッサージから始める
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0177
  • 整理番号:は-41-1
  • 刊行日: 2012/10/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-42992-6
  • JANコード:9784480429926
羽鳥 操
羽鳥 操

ハトリ ミサオ

1949年東京生まれ。野口体操の創始者・野口三千三(のぐち・みちぞう 1914〜1998年)の後継者。国立音楽大学器楽科ピアノ科卒。「野口体操の会」主宰、「野口三千三授業記録の会」代表。朝日カルチャーセンター新宿、明治大学、立教大学等で教鞭をとる。主な著書に、『野口体操 感覚こそ力』『野口体操 ことばに貞(き)く』(春秋社)、『野口体操入門』(岩波アクティブ新書)などがある。

この本の内容

教育界、芸術界にも影響を与える現代日本の重要な身体技法「野口体操」の入門書。この本はマッサージの方法を初めとして、「寝にょろ」「おへそのまたたき」等、野口体操の特創的な方法を交えてその思想を紹介。固定観念にとらわれない身心の柔らかさ。アニマル浜口をマッサージして「夢見心地」と言わせたエピソードも。各章巻末に「野口三千三語録」を収録。対談・坂本龍一×羽鳥操。

この本の目次

消費される健康
揺れる巨体アニマル浜口さんをマッサージして
野口体操の誕生
野口体操マッサージの実践―大学の授業風景から
健康とは?「からだとこころ」の捉え方
突発性難聴を救った野口体操
「姿勢」、ヒトとして「立つ」こと
「鞭とハンマー」、その他の動き
一人でできるマッサージ
呼吸法、「間を空け・間を待つ」
究極のマッサージ 逆立ちの世界
語りかける「からだ」と「ことば」
癒やし空間への疑問

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