アーキテクチャの生態系 ─情報環境はいかに設計されてきたか

濱野 智史

情報社会論のバイブル
待望の文庫化

2ちゃんねる、ニコニコ動画、初音ミク……。日本独自の進化を遂げたウェブ環境を見渡す、新世代の社会分析。待望の文庫化。

アーキテクチャの生態系 ─情報環境はいかに設計されてきたか
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:は-44-1
  • 刊行日: 2015/07/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:978-4-480-43183-7
  • JANコード:9784480431837
濱野 智史
濱野 智史

ハマノ サトシ

1980年生まれ。評論家、情報環境学者、アイドルプロデューサー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専門は情報社会論・メディア論。恵泉女学園大学および東京経済大学非常勤講師として教鞭をとる傍ら、2014年6月に「アイドルをつくるアイドル」をコンセプトとしたアイドルグループ「Platonics Idol Platform」(PIP)を結成。PIPの総合プロデューサーとしても活躍中。著書に本書のほか2008年『前田敦子はキリストを超えた──〈宗教〉としてのAKB48』(ちくま新書、2012年)がある。

この本の内容

mixi、2ちゃんねる、ニコニコ動画、ケータイ小説、初音ミク…。なぜ日本には固有のサービスが生まれてくるのか。他の国にはない不思議なサービスの数々は、どのようにして日本独自の進化を遂げたのか。本書は、日本独自の「情報環境」を分析することで、日本のウェブ社会をすっきりと見渡していく。ウェブから生まれた新世代の社会分析、待望の文庫化。

この本の目次

第1章 アーキテクチャの生態系とは?
第2章 グーグルはいかにウェブ上に生態系を築いたか?
第3章 どのようにグーグルなきウェブは進化するか?
第4章 なぜ日本と米国のSNSは違うのか?
第5章 ウェブの「外側」はいかに設計されてきたか?
第6章 アーキテクチャはいかに時間を操作するか?
第7章 コンテンツの生態系と「操作ログ的リアリズム」
第8章 日本に自生するアーキテクチャをどう捉えるか?

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