江戸の大道芸人 ─都市下層民の世界

中尾 健次

江戸の身分社会のなかで、芸人たちはどのような扱いを受け、どんな芸をみせていたのだろうか? 被差別民と大衆芸能のつながりを探る。解説 村上紀夫

江戸の大道芸人 ─都市下層民の世界
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:な-51-1
  • 刊行日: 2016/11/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-43396-1
  • JANコード:9784480433961

この本の内容

江戸の大道芸を支えた人々は、身分制社会のなかで、どのような扱いを受けていたのだろうか?町人・僧侶であっても困窮ゆえに芸で糊口をしのぐ人々や被差別民、そうした多様な芸人集団の実像など、現代社会につながる「芸能と差別」の源流へと迫る。芸人は差別されていたというイメージにとどまることなく、もう一つの大江戸社会の姿を活き活きと描き出す。

この本の目次

序章 都市下層民の成立
第1章 非人と大道芸
第2章 乞胸の大道芸
第3章 願人の大道芸
補章 猿飼の芸能
終章 江戸の大道芸と近代

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