虐殺のスイッチ ─一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?
ナチスのホロコースト、関東大震災朝鮮人虐殺事件・・・・・・普通の人が大量殺戮の歯車になったのはなぜ? その理由とメカニズムを考える。
ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺…、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
1 なぜ人はこれほど残虐になれるのか―カンボジアの残像
2 どうしても学校や会社には適応できない―僕が虐殺に関心を抱いた理由(その1)
3 オウムを撮ることで気づいたこと―僕が虐殺に関心を抱いた理由(その2)
4 生きものの命は殺してもいいのか
5 人を殺してはいけない理由などない
6 もとからモンスターである人などいない
7 この世界は虐殺に満ちている
8 集団と忖度―虐殺の核にあるもの
9 善良な人々が虐殺の歯車になるとき
10 虐殺のスイッチを探る
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可