父の時代・私の時代 ─わがエディトリアル・デザイン史

堀内 誠一

「anan」「POPEYE」「BRUTUS」で日本の雑誌文化を牽引し、絵本の世界においても出版の文化を発展させた著者による自伝。解説 林綾野

父の時代・私の時代 ─わがエディトリアル・デザイン史
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0123
  • 整理番号:ほ-27-1
  • 刊行日: 2023/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-43884-3
  • JANコード:9784480438843
堀内 誠一
堀内 誠一

ホリウチ セイイチ

堀内 誠一(ほりうち・せいいち):1932年12月20日、東京都向島で生まれる。1946年日大第一商業高等学校に編入。1947年4月、伊勢丹宣伝課に入社。1949年現代美術会展に出品、奨励賞受賞。1956年9月、伊勢丹退社。1957年アドセンター株式会社創立メンバーとなる。1958年6月、内田路子と結婚。1987年逝去。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。数々の雑誌のエディトリアルデザインやロゴデザインを手がける傍ら、生涯で60冊を超える絵本を描き、また挿絵も数多く担当した。1973年から81年にかけてフランス・パリに暮らし、世界を巡り、旅先の風景や地図を描き雑誌で発表するなど、多彩な表現に意欲的に取り組んだ。「anan」創刊時には、ロゴ、表紙、ページネーションなどを手掛ける。海外取材を手掛けるなど、雑誌の可能性を大きく広げ、現在まで続く雑誌のコンセプトやイメージを作り上げた。

この本の内容

「anan」「BRUTUS」「POPEYE」日本の出版文化の一時代を築いた雑誌を生み出したアートディレクターであり、数々の名作絵本の作者としても知られる堀内誠一。エディトリアルデザインの先駆者であり、天才と呼ばれた著者が、戦前から1980年代までの雑誌と絵本作りの現場を生き生きと語る唯一の自伝が初の文庫化。各方面で活躍したクリエイターたちとの交遊録も必見。

この本の目次

父の時代(多田北烏の回想
本所向島一丁目
「治ちゃんはスゴかったんだぞ…」 ほか)
私の時代(「僕はチブスだ、ウンコが赤い」
「ポパイのアリババ退治」
「少年期」―戦争後期 ほか)
その後―単行本未収録エッセー&インタビュー(図案家なりし父の時代
エディトリアル・デザインは編集の領域に首をつっこんじゃう
海からやってきた少女または沖の小娘 ほか)

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