子どもをおいて旅にでた
児童文学者として知られる著者が33歳のとき、家族(妻と2人の子)を置いて突然の一人旅に出る。その旅の意義とは?! 解説 椎名誠・新沢としひこ
「名探偵ミルキー」シリーズで人気の児童書作家・杉山亮が妻と二人の幼児を残し出かけた若き日の旅の記録。徒歩・野宿・行き先未定・1ヶ月間。そんな風変わりな旅で何を見つけるのか。「子どもをおいて」出る旅は一見、無責任のようだが、家族の結びつきを確認する行為でもある。家族といることが好きなのに、一人にもなりたくなってしまう矛盾を抱えた全ての人に。
三月・四月・五月 ぼくは旅にでた
六月一日〜五日 長瀞‐秩父‐白泰山‐梓山‐清里‐富士見
六月六日〜一〇日 富士見‐伊那‐奈良井‐野麦峠‐高山
六月一一日〜一五日 高山‐天生峠‐ブオナ峠‐金沢‐高岡
六月一六日〜二〇日 高岡‐富山‐神岡‐上宝村‐上高地
六月二一日〜二五日 上高地‐島々谷‐松本‐霞ヶ峰‐八ヶ岳‐佐久
六月二六日〜二八日 佐久‐上野村‐城峯山‐長瀞
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