子どもをおいて旅にでた

杉山 亮

児童文学者として知られる著者が33歳のとき、家族(妻と2人の子)を置いて突然の一人旅に出る。その旅の意義とは?! 解説 椎名誠・新沢としひこ

子どもをおいて旅にでた
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:す-30-2
  • 刊行日: 2023/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-43893-5
  • JANコード:9784480438935
杉山 亮
杉山 亮

スギヤマ アキラ

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

この本の内容

「名探偵ミルキー」シリーズで人気の児童書作家・杉山亮が妻と二人の幼児を残し出かけた若き日の旅の記録。徒歩・野宿・行き先未定・1ヶ月間。そんな風変わりな旅で何を見つけるのか。「子どもをおいて」出る旅は一見、無責任のようだが、家族の結びつきを確認する行為でもある。家族といることが好きなのに、一人にもなりたくなってしまう矛盾を抱えた全ての人に。

この本の目次

三月・四月・五月 ぼくは旅にでた
六月一日〜五日 長瀞‐秩父‐白泰山‐梓山‐清里‐富士見
六月六日〜一〇日 富士見‐伊那‐奈良井‐野麦峠‐高山
六月一一日〜一五日 高山‐天生峠‐ブオナ峠‐金沢‐高岡
六月一六日〜二〇日 高岡‐富山‐神岡‐上宝村‐上高地
六月二一日〜二五日 上高地‐島々谷‐松本‐霞ヶ峰‐八ヶ岳‐佐久
六月二六日〜二八日 佐久‐上野村‐城峯山‐長瀞

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