関東大震災と鉄道 ─「今」へと続く記憶をたどる
燃えさかる街、崩れる駅舎、海へと転落する車両……1923年9月の発災から100年、激震を生き抜いた鉄道員と乗客たちのドラマ。解説 今尾恵介
1923年9月1日、関東大震災。10万人以上の死亡・行方不明者数を記録した日本史上最大規模の天災だが、人々の生活の動脈であった「鉄道」の被害に焦点が当てられる機会は存外少ない。カオスそのものの限界状況下、列車に載せた命を救うべく奮闘した鉄道員たち、互いを助け合った乗客たち―その機転と智恵から何を学ぶか?残された声を丁寧に追う貴重な災害史。
第1章 根府川駅大惨事
第2章 巨大ターミナルと群衆
第3章 急停車した列車の運命
第4章 通信と報道
第5章 猛火との戦い
第6章 避難列車
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