関東大震災と鉄道 ─「今」へと続く記憶をたどる

内田 宗治

燃えさかる街、崩れる駅舎、海へと転落する車両……1923年9月の発災から100年、激震を生き抜いた鉄道員と乗客たちのドラマ。解説 今尾恵介

関東大震災と鉄道 ─「今」へと続く記憶をたどる
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:う-46-1
  • 刊行日: 2023/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-43894-2
  • JANコード:9784480438942
内田 宗治
内田 宗治

ウチダ ムネハル

内田 宗治(うちだ・むねはる):フリーライター。1957年東京都出身。早稲田大学文学部心理学専攻(社会心理学)卒。実業之日本社で経済誌記者、旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。主に鉄道、自然災害、インバウンド、散歩等のテーマで執筆。主な著書に『地形と歴史で読み解く鉄道と街道の深い関係 東京周辺』『地形を楽しむ東京半日散歩30』(以上実業之日本社)『外国人が見た日本 「誤解」と「再発見」の観光150年史』(中公新書)ほか。

この本の内容

1923年9月1日、関東大震災。10万人以上の死亡・行方不明者数を記録した日本史上最大規模の天災だが、人々の生活の動脈であった「鉄道」の被害に焦点が当てられる機会は存外少ない。カオスそのものの限界状況下、列車に載せた命を救うべく奮闘した鉄道員たち、互いを助け合った乗客たち―その機転と智恵から何を学ぶか?残された声を丁寧に追う貴重な災害史。

この本の目次

第1章 根府川駅大惨事
第2章 巨大ターミナルと群衆
第3章 急停車した列車の運命
第4章 通信と報道
第5章 猛火との戦い
第6章 避難列車

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