民藝図鑑 第二巻
朝鮮陶磁を中心に琉球の織物、日本の染物、民画、箪笥類を収録。解説執筆には柳の他、芹澤(けい)介(けいはかねへんに圭)、柳悦孝、田中豊太郎ら民藝同人も参加。
物そのものを忠実に写すのではなく、物そのものが持つ美しさを最大限に示すことに注力した『民藝図鑑』。第二巻は、李朝陶磁を中心に、李朝の木工・石工品、琉球の織物、日本の染色、船箪笥等の木工品、泥絵等の民画の逸品を、独自の構図と製版で取り上げる。解説執筆は柳の他、柳が信頼した実作者、目利きが担当。李朝工芸は名著『李朝陶磁譜』の著者・田中豊太郎が、沖縄の織物は染織家・柳悦孝が、日本の染色は芹澤〓介とその弟子岡村吉右衛門が、民画は蒐集家・吉田小五郎が執筆した。「入神の領域」と評された当時第一の製版者・西鳥羽泰治の手による美麗図版を300点超収録。
図版
朝鮮の陶磁器
朝鮮の木工
朝鮮の石工
朝鮮の金工
沖縄の織物
日本の染物
日本の革工
日本の木工
仏教系の版画
絵馬
泥絵
ガラス絵
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