ニューメディアの言語 ─デジタル時代のアート、デザイン、映画

レフ・マノヴィッチ 著 , 堀 潤之 翻訳

新旧メディアの連続と断絶。犀利な視線でニューメディアの論理を分析し、視覚文化の変貌を捉える。マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。

ニューメディアの言語 ─デジタル時代のアート、デザイン、映画
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 2,420円(税込)
  • Cコード:0170
  • 整理番号:マ-51-1
  • 刊行日: 2023/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:752
  • ISBN:978-4-480-51186-7
  • JANコード:9784480511867
レフ・マノヴィッチ
レフ・マノヴィッチ

レフ マノヴィッチ

レフ・マノヴィッチ(Lev Manovicha): 1960年モスクワ生まれ。ニューメディアの理論家・批評家・アーティスト。現在、ニューヨーク市立大学大学院センター教授。美術、建築、コンピュータ・プログラミングを学んだ後、1981年にニューヨークに移る。CGのオペレーターとして働きつつ、実験心理学、美術史、映画理論などを学び、1993年にロチェスター大学から博士号を取得。著書・論文多数。 

堀 潤之
堀 潤之

ホリ ジュンジ

堀 潤之(ほり・じゅんじ):1976年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。関西大学文学部教授。専門は映画研究・表象文化論。

この本の内容

デジタル・テクノロジーの登場と進展は、既存のメディアを変えただけでなく、独自のメディアも生み出した。それは1990年代からいっそう顕著となる。本書は、“ニューメディア”を特徴づける原則を抽出し、デジタル・マテリアリズムとでも呼ぶべき方法で、体験を構成する諸概念を鮮やかに分析。また同時に、視覚文化の変貌を歴史的に位置づけていく。ニューメディアにおいては、いかなる論理がその発展を駆動しているのか、そして映画に代表される旧来の文化的形態との連続と断絶とは―。犀利な視線を通して新たな美学が示される。マーシャル・マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。

この本の目次

イントロダクション
第1章 ニューメディアとは何か?
第2章 インターフェース
第3章 オペレーション
第4章 イリュージョン
第5章 フォーム
第6章 映画とは何か?

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