新編 民藝四十年
最良の民藝の入門書『民藝四十年』に、柳が初版の目次に書き込んでいた十五本の論考を増補。この一冊で民藝と柳の思想の全てがわかる。解説 松井健
民藝の入門書の定番として長く親しまれてきた柳宗悦の『民藝四十年』。しかし、柳はこの名著をさらに充実させる改訂案を温めていたのだった。本書は柳が生前、『民藝四十年』の初版本目次に書き加えていた15編の論考を新たに増補し、柳の訂正指示を反映させて編んだもの。これにより、柳が「民藝」を通して伝えたかったことがより明確となった。ものの真の美しさを掴み取るにはどうしたらよいのか?何がものを美しくさせているのか?ものが美しくなる原理が迷える人間の救済にもあてはまるとはどういうことなのか?そのすべての答えがこの一冊の中にある。
朝鮮の友に贈る書
失はれんとする一朝鮮建築のために
木喰上人發見の縁起
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雜誌「工藝」發足
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