概説 人工知能 ─ディープラーニングから生成AIへ

丸岡 章

爆発的かつ非体系的に発展したAI。その基盤となる核心的アイデア、研究・開発の歴史、可能性と限界を平易に語る人工知能入門。文庫オリジナル。

概説 人工知能 ─ディープラーニングから生成AIへ
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0155
  • 整理番号:マ-54-1
  • 刊行日: 2024/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-51234-5
  • JANコード:9784480512345
丸岡 章
丸岡 章

マルオカ アキラ

丸岡 章(まるおか・あきら):1942年埼玉県浦和市生れ。東北大学大学院工学研究科電気及電信工学専攻博士課程修了。工学博士。専門:計算理論、学習理論。東北大学工学部通信工学科助手、助教授を経て渡米、IBMトーマス・ワトソン研究所で研究生活を送る。帰国後、東北大学教授、東北大学評議員、同大学大学院情報科学研究科長を務める。学外では、電子情報通信学会コンピューテーション研究専門委員会委員長、文部省学術審議会専門委員、北陸先端科学技術大学院大学アカデミックアドバイザー、名古屋大学外部評価委員等を歴任。現在、東北大学名誉教授。学習理論に関する国際会議ICALTの設立にも関わった。著書:Concise Guide to Computation Theory (Springer),『コンピュータアーキテクチャ』 (朝倉書店)、『情報トレーニング』(朝倉書店)、『やさしい計算理論』(サイエンス社)、『計算理論とオートマトン言語理論』【第2版】(サイエンス社)ほか。企画・編集:『情報学コア・テキスト 全24巻』(サイエンス社)。

この本の内容

人工知能(AI)に関する初めての論文が発表されたのは1950年のことである。しかし近年のAI研究は、それまでの歩みを圧倒的に凌駕し、AIに加速度的な進化をもたらしている。ただ、急激な発展のあまり、情報は溢れかえってはいても、概念の根本が正確に理解されているとはとても言い難い。本書は、AI研究で突出しているディープラーニング、アルファ碁、トランスフォーマー(生成AIの心臓部)を選び、各々の核心にあるアイデアを説明した後、人工知能について広く考察する。文庫オリジナル。

この本の目次

第1講 AIが人間を超えた?!
第2講 人工知能研究の歴史
第3講 脳が働き、人が振る舞う
第4講 ディープラーニングのエッセンス
第5講 学習のポテンシャル
第6講 畳み込みニューラルネットとバックプロバゲーション
第7講 アルファ碁
第8講 トランスフォーマー、生成AIの心臓部
第9講 大規模言語モデル
第10講 生成AI

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